じゃらすの巻 　

にゃ〜と遊ぶための最強兵器を発見した。
その名も「猫じゃらし」である。
伊達に「猫」の文字はついていない。これを使うと、あいつ、むちゃくちゃ 興奮するのである。
「じゃらし」ごっこは、縁側で行われる。
まず、にゃ〜を縁側に招き入れると、既に攻撃態勢で、ターッと碁盤の下に もぐる（碁盤は縁側の端にある）。
そこで、「じゃらし」を振ると、ダーッとすごい勢いで飛びついてくるので ある。そして、両手を使って「じゃらし」を取り押さえる。
もちろん、私は意地悪にも「じゃらし」をこちょこちょ動かすわけだけど、 これがなかなか面白い。慌てて取り押さえようとしたり、網戸付近で上にあ げれば、慌てて登ったり。結構ジャンプ力はあるようで、大きいサッシの下 のガラスまでは飛び上がる。

ここのところ、姉が帰ってきていたので、毎晩のように「猫じゃらし」を用 意して、一緒ににゃ〜に備えた（笑）。
にゃ〜もにゃ〜で、よっぽど楽しかったのか、縁側に登ると、母と私の間を 行ったり来たり、ソワソワしている。どうも、「じゃらし」を探しているよ う。そして、縁側に落ちているのを見つけると、「じゃらし」の一人遊びを はじめる。縁側はすべるので、自分でちょこちょこさわっていても、自然と 「じゃらし」が動くみたいで、転げまわって何だか楽しそう。もっとも、人 が「じゃらし」を振ったときの興奮にはかなわないけどね。
にゃ〜は、今日も「じゃらし」のおかげで、心臓バクバク。心地よい眠りに ついている（笑）。

もう一つ、アイツの楽しいアイテムをご紹介しよう。
形状的には「じゃらし」によく似ている。それは、アイツのしっぽである。
フッと自分のしっぽが目の前を通ると、おんなじように両手で押さえつける。
しっぽを追いかけて、ぐるぐる回っちゃったり。転げまわっちゃったり（笑）。
アイツ、自分のしっぽだって、わかってんのかなぁ〜。
バカなやつ〜（苦笑）。
なんて思いながらも、なんてかわいいんだろうと思ってしまう今日この頃。
おそまつ（笑）。