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MIHO NAKAYAMA TOUR'99
CONCERT REPORT


In OSAKA

By りりさん
1999/10/07 in Osaka Festival Hall

10月7日,午後5時30分,会場に到着。すでに大勢の人でごった返している…。コンサートgoodsのパンフをめくりつつ,“うんうん,美穂ちゃん綺麗−−−−−”と開演までの時間が待ち遠しかった…。

午後6時45分(ぐらいかな)開場。一歩踏み込んだ瞬間,“広い−−−−−−”わたしの席からは,美穂ちゃんの姿は,肉眼では見にくそうだな…やっぱり,これが必要ね…とオペラグラスを取り出す。
腰を据えて,ステージを見つめる。透明なスクリーンが降りている。スクリーン越しにぼんやりセットが見える。“美穂ちゃん登場と同時に幕は上がるのね…うん,これならば中央を見てればいいから見逃す心配もなさそう。”

午後7時前(たぶん…)開演。
スクリーン越しに小さな光がふたつ見えた。怪しい動き???良く見れば,ダンサーの方だった…隣の方が,“あれ美穂ちゃんじゃないよね。”と話してた…。
どんどんどんどん………身体に響く音,ダンサーの踊り,踊りに合わせて揺らめく光,“美穂ちゃんはどこ???”目を凝らす。スクリーンはまだ上がらない。

少しして,耳慣れた曲が…ダンサーの後ろに,すっと伸びた,影…人がいる…“美穂ちゃん!!!”最初のワンフレーズ歌われてから,やっとスクリーンが上がる!!!会場に大きな拍手が起こる…。

衣装は,鮮やかなモスグリーン(首の後ろで結び,背中はあいてたかな?前には銀で十字の刺繍がしてあったと思うけど…)のTOP,スカートは,赤。

『Vermilion crime』『Rosa』と,一気に歌い上げられる。『Rosa』では,先月の風邪が尾を引いていたのでしょう…途中で声が伸びず,“あれれ?大丈夫かな。”と気になったりして…。

〜MC〜
美穂さん:
こんばんは〜。中山美穂です!!!(ふふっと笑って…)すごいですね,大阪!ノリがとっても良くて…ふふっ,お・お・さ・かぁ!(かわいらしい声で,語尾を上げて。)なんか,うん,そうそう,これが,あるんですよねぇ。(会場から,男性の方 からの“みーほ”の連呼に答えて。)いつもね,女の子のファンが多いんで,あっ,女の子のファンも多いんで,(苦笑い)こういう声は久しぶりに聞くかも…うん…ありがとう!
えーっと,短い時間だけれど,一杯一杯歌いたいので,皆さんついてきてね…。
2000年を前に今年は,昔のシングルを歌ってみようかなぁと…といっても90年からのものですけど。
それじゃあ,まず初めに聞いてください…うん…あーっと,自由に…して…(言葉に詰まる美穂ちゃん。押し付けになっちゃいけないと思われたのかな?)=この言葉は,もっと後に言われたかも…=

『これからのI Love you』…アレンジがしてあり,こんなにも変わるのね。と。新鮮な感じでした。

『You’re my only shinin’ star』…自然な感じ。歌ってる美穂ちゃんも,聞いてる私達も安心してたような…。

『Hero』…エレキで聴かせてくれました。かっこいい―――。

『True Romance』…うんうん,いい感じだよ。声も伸びてるねぇ。〜愛し合うDestiny―――〜


〜衣装替え〜


人魚姫のような衣装(私の受けた印象です)で登場される。かわいいよ☆★☆美穂ちゃん!

『noon moon』…お・と・な・の雰囲気で。しびれちゃった!!意外に素敵な曲だと気づいた私…。

『Spritual Kisses』…Cute☆★☆!思わず抱きしめたくなるくらい!歌い方も可愛くって。

『ヨッシャ』…美穂ちゃんの言われてたとおり,大人のノリでしたねぇ。ノッてた,美穂ちゃん,大人でした。最後に“よ〜”って言う前に,美穂ちゃんもバンドのメンバーも一時停止!この時間,長かった!美穂ちゃんの突然の思いつき?マイクを近づけては,おろし…顔は見えなかったけど,笑ってたはず。お茶目な美穂ちゃん!!


〜MC〜
はい!えっと,ちょっと遊んでみました。ふふっ!(ノリノリの雰囲気をどう受け止めようかと笑っている…美穂ちゃん!)うん,一人,ノリノリの方もいるのだけど…。
ちょっとここで皆さん,座りましょう。私も座ります。今度はゆっくりと歌いたいなぁと思います…。
今年出したシングルですけど,“A Place Under The Sun”

『A Place Under The Sun』…ギターのみ。美穂ちゃんの暖かい声と息使いが,心にじ〜ん…。

〜MC〜
次は,去年出したシングル“Love Clover”,この曲は,切ないけど春を待つ女の子の気持ちを歌っています…。

『Love Clover』…ハーモニカが,優しい響きで…心地いい〜うんうん,かわいい感じ。美穂ちゃん,はまってましたねぇ。

歌い終わり静かに照明が落ちる…なんだろう?美穂ちゃんは…?なんかごそごそしてる?

すうっと,スポットライトがあたる…。

〜MC〜
は〜い。ここです,ここ!(キーボードの前に座り,手を振って合図する美穂ちゃん。)とうとう、一人になっちゃいました(笑)…会場から“がんばってーーー”の声に,“は〜〜い”…と答える美穂ちゃん。次は,海外のアーティストの曲なんですけど,“Angel”,このタイトルの曲はたくさんありますが,もちろん私の曲にもあるんですけど…。
うん,サラ・マクラクランさんの“Angel”です。素敵な曲なので,聴いてみて下さい…。

『Angel』…美穂さんの弾き語り,さすが!歌手“中山美穂”を彷彿とさせてました。ますます美穂さんを好きになる…。


〜衣装替え〜
この間,バンドのメンバーのみの演奏が始まる…美穂ちゃんを待つ間にもしっかりと聴かせてくれました!美穂ちゃんが,バンドをサポートして,バンドが美穂ちゃんをサポートして…だからこそほんとにいい音が出せるんだなぁと感動しました。

『ライカスタ』…この曲できましたねって感じ!可愛さと,大人っぽさと,両方の歌い方が聴けてGOOD!!

『Angel Soul』…ノリノリでしたよん!!ダンサーの方と楽しく歌って踊って,サイコーの笑顔をされてたよーーー

『星の盗人』…前曲からいきなり“星の〜〜”と曲調変わったのに,自然に歌ってて。勢いではなくて,ごく自然に…それがまたいいんですよねっ。

『TheEternities』…絶対に聴きたかった曲。みんな手をあげて振ってました!!私もね!会場の全てが一つになれる…そんな曲ですね!!美穂ちゃん!!サイコーです。


〜MC〜
すぐに時間は過ぎていっちゃうのだけど,今日ここで出会えた全ての方に…心を込めて,歌います…“未来へのプレゼント”

『未来へのプレゼント』…美穂ちゃんの心,届きました。一言一句とっても大切に歌ってた。大切な物を両手で包むように。またまた,泣けてくる…。

〜衣装替え〜,Encorel〜
前列の背中に羽をつけておられた方…がおそらく“み〜ほ,み〜ほ”の音頭をとっておられたように思いますが…だから,すぐにみ〜んなが,一つになって美穂ちゃんを呼んでた。私もためらいもなく,呼べた。嬉しかった!!
羽根を付けておられた方,ありがとう。

『Angel』…綺麗。感嘆のため息が出るほど綺麗…言葉にならない…美穂さんは,私達の大切なAngel。と改めて感じた瞬間でした。

『Title』…聴かせてくれた後は,ちゃんと弾けさせてくれますね!美穂ちゃんも,思いっきり弾けちゃってたけど。

『世界中の誰よりきっと』…アンコールには,ぴったし!笑顔,笑顔,笑顔,一杯咲いてた。パワーを貰って,パワーを返して,最高のキャッチボールだね!!

〜メンバー紹介〜
美穂ちゃんが,一人一人,紹介される。とっても丁寧に,とっても大切に。あったかいね。美穂ちゃん!!
ギターのうっぴーKOSEダンスの時も,横手でちょこんと座って,優しげな眼差しで見ておられて…なんかすごく素敵だな〜〜〜と思いました。
そして,最後にメンバーの方に“オン ボーカル 中山美穂”と紹介され,照れくさそうに笑いつつ,丁寧に頭を下げて…会場からたくさんの拍手を浴びて…。

〜MC〜
今日は,ホントにどうもありがとう…,私は後,東京で三日間のコンサートがあります。私も頑張りますので皆さんも頑張ってくださいね。では,ホントに最後に…。
『Pure White』…楽しかった時が、ゆっくりと幕を閉じるように…みんなが優しく手を振って…“ありがとう”

メンバーみんなが手を繋いで一列になり,丁寧にお辞儀をされました…。

〜ありがとう…またね!!〜
美穂ちゃんは,ニ,三度会場のほうを振り返りつつ,最後に投げkissをして,ステージ裏へと行かれました。

午後9時過ぎ(たぶん…)閉演。
ぼんやりしていた会場の照明が明るくなる。帰り支度を始めるみんな…ふう〜っと,現実に戻った感覚に襲われた。
今までは夢だった?ううん,違う!!美穂ちゃんに逢えた。これは,現実…とっても大切な,現実でした…。
これからも,続いて行くさまざまな現実…ちゃんと受け止めて,大切にして,頑張って生きていこう!!という思いを胸に,大阪を後にしました…。

美穂ちゃん,来年もきっと,あなたに逢いたいです…。


OVER THE MOON