MIHO NAKAYAMA LIVE 1999 "manifesto"
LIVEHOUSE REPORT
東京 Sweet Basil 139 1999/10/30
By KYONさん
ｍａｎｉｆｅｓｔｏ Ｌｉｖｅ ｉｎ Ｓｗｅｅｔ Ｂａｓｉｌ １３９（Ｔｏｋｙｏ）
想像はしていたけれど、やはり会場の狭さに圧倒されてしまった！
こんなに狭い空間で、あのスペースに美穂ちゃんが立つんだな〜・・・と考えたら、心臓がドキドキを通り越して、“痛かった”。
その“痛み”は、時間が迫るごとに私を襲う。
私の席は、着席の中ではかなり後ろのほうではあったけれど、それでも信じられないくらい近い。
しかも、ステージは、ほとんど客席と同じ高さに設置されている。
ライブは・・・“ＭＩＨＯ's Ｌｉｖｅ”というよりは、“ＭＩＨＯ ｗｉｔｈ Ｌｉｔｔｌｅ Ｃｒｅａｔｕｒｅｓ's Ｌｉｖｅ”、さらに言えば、“Ｌｉｔｔｌｅ Ｃｒｅａｔｕｒｅｓ Ｌｉｖｅ ｏｎ Ｖｏｃａｌ 中山美穂”だった！
さらにさらに言えば（しつこくてゴメンナサイ）、何か一つのバンド名を付けたい感じがした！
それだけ、Ｌｉｔｔｌｅ Ｃｒｅａｔｕｒｅｓとともに音楽を創り上げてきた美穂ちゃんを感じた。
自然とその“バンド”の世界に入っていった・・・。
歌声そして音楽に聴き入り、その空間そのものを楽しんでいる自分がいた。
最初は、美穂ちゃんを見たくて、お客さんの頭と頭の間からのぞくようにして、ようやく美穂ちゃんの顔だけを見る状態で過ごしていた私も、その状態が厳しかったというのもあるけど(笑)、あえてゆったり椅子に落ちつき、音楽に身をゆだねるようにしてみた。
それはとても贅沢な幸せなひとときでした・・・。
ＭＣも少なめで、衣裳変えもなく、音楽そのものを聴かせてくれる・・・
それは、今の美穂ちゃんがやりたいこと、伝えたいことが、言葉ではないもので伝わってくるような不思議な感覚でした。
ｍａｎｉｆｅｓｔｏは、ライブ向きな感じだな〜と思っていたけれど、それは本当にそうでした。
コンサートではない、ああいうライブだったからこそ、より一層心に響いたように感じられました。
曲目も、Ｌｉｔｔｌｅ Ｃｒｅａｔｕｒｅｓ風に（？）アレンジされていて、大人の落ち着いた雰囲気いっぱいでした。
ライブは、驚くほどあっという間でした。
そして、Ｗアンコールの“上を向いて歩こう”・・・本当に感激☆しました。
きっと、練習の時に、「コレ、やれたらイイネ」なんて言いながらやっていたのかな〜？
・・・なんて想像しちゃいました。
これからも、ぜひぜひライブハウスでのライブ、やっていってほしい・・・！
バンドの美穂ちゃんをまた、見せてください・・・！