Special Thanks： Ｙ．Ｍサン
【シーツ編】（88年11月〜）
BGM：Sweetest Lover
下心くらいなければ、
恋のひとつも できないゾ。
わかってるかなぁ、それって。
信じなさい。
ちょうだいな ライトハウス あげたいな
くぅ〜。なんてかわいいのぉ〜。
し、失礼。
中山さんのＣＭは名作が多いけど、このＣＭももちろんその中の一つに数えられるのでは？
撮影前にみずから選んだシルク素材のパジャマを着た中山さん。
撮影は、ベッドにうつぶせになった彼女とカメラマンが向かい合い、その上から1枚数万円もするシルクシーツをかぶせて行われた。監督さんでさえ、シーンの確認はモニターテレビでチェック。表情の注文をつけるのに、監督さんがシーツの中に頭を入れたり出したりと大変。
ライトがあたって、蒸し風呂状態のシーツの中で、2時間かかってそのシーンを撮り終えた。
ＣＭの出来はご覧の通り。
とてもさわやかで、とても素敵な表情で。そんな劣悪条件の中の撮影とは、全然思えない。
努力家の中山さんの力作でしょう（笑）。
中山さんがこのキャラクターに選ばれたのは、これが19歳の揺れうごく感性に合わせた腕時計だかららしい。もっとも、撮影したときはまだ18歳だったんだけど（笑）。
”ＴＶを見てる人が思わずその時計を欲しくなるような感じで”というスタッフの注文に応えての熱演。
この頃の中山ファンは、コンサートとかでも結構ライトハウスをつけていたというコメントをどこかで読んだ気がする。ってことは、かなりこのＣＭは成功？（笑）。