All CM List Eses List
What's New? Message Board Site Map

エスエス製薬 エスタック12


参考文献:CM NOW,ザ・テレビジョン,TV LIFE, ???
Special Thanks: Y.Mサン



【コンサート編】(91年10月)


BGM:「アイネ クライネ ナハト ムジーク」

美穂:
中山美穂は、声を大にして言いたい
(バックでくしゃみの音)
風邪を引いたら、エスタック
(叫ぶ!)効き目が長いから、一日2回!!

NA:持続性風邪薬新エスタック12
  エスエス製薬



はい、この叫んじゃうシリーズ2作目は、クラッシックのコンサート会場であります。せき込む人続出の会場で、ついには演奏中のバイオリニストがクシャミしそうになり、たまりかねた中山さんが例の決まり文句を叫んで薬の効能をアピールする…というもの。今回の人物設定はOL。スーツを着込んだ中山さんの大人っぽさと、叫んでしまう子供っぽさで、彼女の魅力を引き出そうとしたらしい。
風邪薬というのは、だいたい夏に撮影されるもので。約600平方mのスタジオに、160人を含め、200人がぎっしり。録音のため冷房を切っていたため、まるでサウナのような暑さ。真冬の装いの出演者達には、なかなか試練の撮影だったようですね。
ところで今回の撮影中、中山さんが映画(「波の数だけ抱きしめて」)のアフレコのため、撮影時間が短くなるというハプニングが。慌てたスタッフをよそに、中山さんは1度もNGを出さずに1回で決めてしまったそうです。別の雑誌では、「役に没頭させてください」という中山さんの真剣さにあおられ、130人のエキストラは緊張しどおしで、一斉に立ち上がるシーンでは30回もNGを出したとあったんだけど(笑)。

てなわけで、こちらも上の設定を読めば、まぁなるほどなと納得の行くCMですね。
ただし、同じ静かなところで叫んじゃうシリーズなのに、こちらはどうしてオススメでないかといえば、それは私の勝手な思い入れなんですけど、コンサート会場で叫んじゃうなんてことは有り得ない。しかも叫んだ後、逃げるでもなく、そのまま拍手を続けるなんて神経の太いことは、クラッシックファンの私としては許せない(笑)…というわけです。有り得ない設定はやるべきじゃないと思うしね。これが手放しにオススメしない理由なんですけど(笑)。
このCMがお好きな方は、ごめんなさい。図書館編とコンサート編は似たような作りだけど、私の中では、全然意味が違うんですね。ま、それはそれで、いいんですけどね。
でも、こういうドラマ仕立てのCMは、かな〜り好きです。

OVER THE MOON