参考文献:CM NOW,ザ・テレビジョン, Me For You(No.37)
Special Thanks: Y.Mサン
さ〜て、ローソンです。
'94年〜'96年に放送された
「それいけ!ローソン通り物語」は、ストーリー仕立てのコミカルなCMでした。ドラマティックな展開で連ドラを見ているよう?。シリーズCMとして名作中の名作ではないかとひそかに思っているのですが、いかがでしょ(笑)。
まずは、CMにしては驚くほど細かく決められた設定から。
祖礼池町にローソンがオープン。店の前の通りも「ローソン通り」と名付けられ、街はにわかに活気づく。2人のアルバイトを連れて店長に着任した高嶋、さっそく常連客となった3人の女性 美穂、寧々の姉妹と美容師の明子。
この架空の町・祖礼池町ローソン通りは、TBS緑山スタジオに作られた大掛かりなオープンセット。
左図はローソン付近の地図であるが、紹介記事によって微妙に違っているので、そこらへんはご勘弁を。ちなみに、この地図はファンクラブ会報を参考にしている。
★ローソンの店内
見慣れたローソン店内そのまま。お店の作りや商品の並べ方など、すべてチェーン内で決められた通り。商品は撮影の度に入れ替えるそうだ。
★中山家
玄関からローソンまで30秒足らず。結構大きな庭付き一戸建て住宅。1階はリビングで、インテリア・調度品も豪華。その奥にはキッチン。2階は美穂と寧々の部屋で、広いベランダがある。某社のプレハブ住宅を元に作られているとか。
−美穂の部屋−
2階の一番奥。床はフローリングで、アクセントマットが敷かれている。どちらかといえば、質素で落ち着いたインテリア。エアコンなどの家電は当然…(笑)。
−寧々の部屋−
2階。彼女は現在インドに凝っているので、ゾウの置物、敷かれたマットなどに注目してほしい。映像ではわからないけど、しっかりお香なんかも焚かれてたりして(笑)。
★サロン・ド・ソレイケ
ローソンのほぼ真向かいにある美容室。2階はワンルームアパートになっていて、その一室に明子が住んでいるという設定。実は最初にセットが間に合わず、そのシーンをとある美容院を借りて撮影していて、その店そっくりに作っているという。
−明子の部屋−
サロン・ド・ソレイケの2階という設定だが、実はセットの都合上中山家の1階にあるらしい(笑)。全体的にはいかにも女の子らしいインテリアだが、美容師らしく、ファッション関連の本やグッズがあったりする。裏には独り暮らしにはぜいたくなキッチンがあるらしい。
94年からはじまった祖礼池町ローソン通り物語。高嶋店長、店員(吹越、蘭々)、常連3人娘(美穂、寧々、明子)を中心に描かれています。95年にはパリから中山家の両親(パパ:長塚京三、ママ:由紀さおり)が帰国。パパはパリの大学教授で、96年にはまた渡仏してしまいます。かわりに中山家とサロン・ド・ソレイケの間にともさか家が引っ越してきて、女子高2年のりえちゃんとその父親(渡辺和博)、友人(矢田亜希子)が加わります。
★ローソン祖礼池店メンバー★
店長・高嶋政伸
「目指すは地域一番店」と、
愛されるお店作りに燃えている。
お店にくるお客のなかでは、
美穂がナンバーワンかな、と
なんとなく思っている。
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リーダー・吹越満
高嶋店長を慕い、
新店舗にもついてきた。
高嶋の頼もしい
右腕的存在。
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バイト・鈴木蘭々
新店舗に華を添えるため、志願してついてきた。
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★早速、常連客になった、祖礼池町3人娘★
美穂
中山家の長女、25歳、OL、牡牛座、血液型?、理想のタイプ/ヒ・ミ・ツ
祖礼池町で生まれ育った地元っ子。面倒見のいい、おっとりした性格。人に勧められると断れないタイプ。新商品に目がなく、ローソンにおいてもその側面を垣間見せる。話好きで聞き上手、高嶋店長ともすぐに仲良しに。父親の仕事の都合で、現在両親は海外にいる。自宅で妹との2人暮らしだが、生活はもっぱらローソンに頼っている。
寧々
中山家次女、23歳、大学4年生、双子座、B型、理想のタイプ/スピードの出る人(え?)
美穂の妹。一見ポーっとしているが、結構抜け目なく、意外とせっかちである。「ねぇねぇねぇねぇ」が口癖。甘えん坊で、世話好きの姉をうまく利用している。現在インドに凝っているが、インド関係のものを収集したり、ヨガを始めたりと、凝り出すとなかなかのめりこむタイプ。
明子
サロン・ド・ソレイケ店員、25歳、美容師、牡羊座、A型、理想のタイプ/聖徳太子(なんだそれ)。
地方から出てきて、現在勤務先であるサロン・ド・ソレイケの2階に独り暮らし。噂話や世間話が好き。美穂や寧々は、もともと彼女の店のお客であるが、家も近所で年齢的にも近いので、今では友達付き合いしている。とにかくお金が好きということで、部屋には大きな貯金箱が。ひそかに高嶋に想いを募らせるが・・・