Special Thanks： Ｙ．Ｍサン
【湖上編】(87〜90年)
振り袖にときめいて…
晴れ着の丸昌
今回の撮影は、ＮＨＫ三鷹スタジオに巨大なプールをつくって行われた。２日がかりで組み立てたというプールには、樹木や草なども植えられて、まるでスタジオとは思えない。
このＣＭは、湖上に浮かんだ階段を静かに振り袖を着た中山さんが降りていくというとても幻想的な設定。雲やもやを表現するために背景にスモークがたかれたのだが、この雲づくりのために空調をすべて止めて撮影したらしい。当然スタジオの中の温度は急上昇、振り袖を着た中山さんはかなり暑かったろう。カットが終わるごとに、メークの人が汗をおさえ、スタッフがあおいであげたとか。
階段を降りてくるシーンでは、クレーンを動かしながら撮影を行ったのだけど、中山さんの歩調とクレーンのスピードがなかなか合わなくて、ちょっと苦労したみたい。
最後のカットが終わると、暑さにも負けずにがんばった中山さんにスタッフ全員から拍手が沸き上がったらしい。
これでも、なかなか大変だったみたい。温度関係には結構苦しめられているみたいね＞中山さん。
これは、ホントに幻想的な不思議な感じのするＣＭでした。
セリフ自体もほんの一言だけ。幻想的な雰囲気と、キレイな振り袖姿の中山さんに魅了されマシタ（笑）。
でも、実際の放送期間に、このＣＭはそんなに見た覚えないかも。
但し、この時期、ちょうどワタクシの成人式の時期と重なったため、丸昌さんから「Mail」という冊子が結構頻繁に届いていました。当然、中には振り袖姿の中山さんがあふれています。
中山さんにのめり込んだ92年以前のものとはいえ、相当数の「Mail」がまだ保管してありました（笑）。