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勝手にレビュー



A Place Under the Sun by マフィーさん
'01/01/29 UP



初めて出会ったあの日から あなたを好きでした ずっと

「うわぁ〜。中山さんって、こんな詩が書けるんだ。」
これが、この曲を聴いたときの一番率直な感想でした。これまでも、中山さんが作詞された歌詞を見てきて、共感したり好きになった曲はたくさんありますが、そのどれとも違う不思議な印象を受けたのを憶えています。

上手とか、綺麗とか、そういう表現ではなくて、この曲の詞は「文句なしにスゴイ」と、僕は思っています。あまりにもシンプルでストレートな歌詞ですが、だからこそ心の一番奥に届いたような、そんな感覚を受けました。「こういう表現方法があったのか」と真面目に感心してしまったくらいです。(笑)
ホントはすごく考えて作詞されたんだと思いますが、そんなことを感じさせないくらいに自然で、それでいて言葉の一つ一つがしっかり意味を持っている。この曲の詞に共感された方も多いのではないでしょうか?(^^)

歌い方に関しても、囁くような歌声が心地よい気持ちにさせてくれます。ちょっと力を抜きすぎているような歌い方ですので、本来僕の好みではありませんが、(笑)この曲に限ってはこういう歌い方が好きです。(^^)「暖かな太陽と緑の木々」というイメージがあるのは、明らかにCDのジャケットからの印象のせいでしょうけど(笑)、ゆったりとした時間の中でのんびり聴きたい一曲です。

この「A Place Under The Sun」を1999年のコンサートツアーで一度だけ聴く機会がありました。どんな風に感じることができるか楽しみにしていましたが、コンサートの中では意外とサラッと流れてしまい、印象が薄かったように記憶しています。曲順とかそう言う理由も少しはあるかもしれませんが、CDで聴くほど好印象が持てなかったのが残念でした。^_^; でも、またいつか生で聴いてみたい。そういう意味でこれからも大切に歌ってもらいたい一曲です。(^^)

最後に余談ですが、「A Place Under The Sun」と、中山さんが93年に歌った「幸せになるために」。曲調が似ているので歌い方も同じかなぁ、と思って聴き比べてみると、声の質や力の入れ具合が全然違うので驚きました。(笑)
年を重ねて、声や歌い方も変わったんだなぁ・・・と、改めて実感できると思いますので、皆さんもお暇があれば聴き比べてみてくださいね。(^^)


オマケにもう一つ余談ですが、この曲の歌詞にとても感動したので、記念?(笑)に3番の歌詞を作ろうと思い挑戦したことがありました。結果は・・・見事に断念し、作りかけの歌詞を書いた紙切れはいつの間にかなくなってしまいました。^_^; どんな歌詞だったかなぁ。(笑)



OVER THE MOON