これからのI Love You by sachi
'01/01/31 UP
真夜中、ふと目覚めると、あなたの寝顔が見える。
毎日、毎日、不安を抱えながら生きてるけど、あなたを見つめていると、心が安らいでいく。
髪をなでていると、心が落ち着いていく。
だけど、何の音もしない、静まった空間の中で、確かなものは何もなくて、ただ一人、自分だけが動いていく中で。
あなたの愛さえも、いつか手のひらから零れ落ちそうで、今が幸せだからこそ、一番最悪なことを考えてしまう。
信じられないわけじゃない。
自分に自信がないだけ。
確かなものを。より、現実を心に実感したい。
抱きしめて。力いっぱい抱きしめて。
あなたの愛が本物であることを、私は体感したいのです。
…とまぁ、こんな感じかなぁ〜。
えらい抽象的ですが、これが私の中の「これからの I Love You」の風景です。
この歌は切ない、恋する女心を非常につかんだ歌だと思うのです。
特に共感するのは、「逢いたい、逢いたい気持ちからはじめて いつも私想うとき」そして、「逢いたい、逢いたい気持ちを教えて」という部分。
作詞は松井五郎さん。男性なのに、ここまで女心を表現できるとは(感嘆)。
恋をすると誰しも不安になるのです。それは、男も女も同じなんだなぁ〜と。
恋する基本は、「逢いたい」気持ち。
自分が相手に「逢いたい」と思っていることは、恥ずかしがらずに素直に伝えた方がいい。そして、相手が自分に「逢いたい」と思っていることをいつまでも感じていたい。
これって簡単そうで、結構難しいですよね。
だいたい私は素直になるのが苦手なので、ここでよく失敗したものです(苦笑)。
これは目いっぱい詞から入り込んだ歌ですね(笑)。
「これからの」ってなんだと思います?
今までのI Love Youとは違った「これからの I Love You」。
私にとって「これからの I Love You」は、「結婚」する二人の「これからの I Love You」というイメージです。
結婚…あるいは、一緒に暮らす二人。
二人で過ごしてきた季節、大切に胸にしまって、幸せは止まってはくれない、きっと育てていくもの…
いつも一緒の毎日、いろんなことを共有していく二人…。
それでも、馴れ合うことなく、いつでも「逢いたい」を基本としていたい。これからは、恋人としての特別ではなく、家族としての「一緒にいたい」を大切にしたい…。
なぁ〜んてね(笑)。
そんなこんなで、この歌は披露宴で歌ってみたい歌の一つなのですが、如何せん一般人には知らない人が多すぎる(苦笑)。
バラードだし、怖くて歌えません(苦笑)。
「ユアマイ」を超えるバラードを!と中山さんが投入した一曲。メロディにあまり目立った派手さはないけれど、心に染みるラブ・ソングなのであります。私の恋愛のバイブルかな〜(ホンマかいな(苦笑))。