ダヤンのスケッチ紀行 イタリアへ行こう
池田あきこ 著((株)MPC) 皆さん、ご存知とは思いますが、わちふぃーるどのダヤンシリーズです。 私はこの猫のダヤンが大好きで、東京出張があるたびに、ダヤンの絵本を一冊ずつ買ってくるということをしてたわけですが、最近は東京出張もあまりなくって、コレクションが増えていかないのが残念です(笑)。 この本もそんな中の一冊で、イタリアをテーマに書かれています。 作者の池田さんは、色鉛筆や水彩を使ったラフなイラストを描くのですが、これがまたイイ!いろんな説明ごとに描かれているイラストが、味があって字ばっかりの本よりも面白いと思うのです。写真よりも、想像力をかきたてる分、イラストの方がいいかもしれません。写真は自分で撮ってくればよいのだから(…行けたらね(苦笑))。 さて、内容は、旅の本ですから、イタリアのいろんな地方へ行ったときの体験談が基本です。 ところで、私が一番気になっているイタリアの街は、アルベロベッロです。これは、その昔、名古屋近郊にあるリトルワールドといういわゆるテーマパークのポスターに街並みが再現されて出ていたのですが、結局私はリトルワールドには行かなかったのに、この「アルベロベッロ」という不思議な響きが妙に気になっていたのです。とんがり帽子のような屋根、小人が住んでいるような家。この本によると、この建築様式は、トゥレッリと言うらしい。そして、この建築様式のホテルがあるらしい。う〜ん、なるほど。それは是非行ってみたいかも(笑)。 ま、結構この作者の書きっぷりは私の趣味に合っているんだと思います。彼女の主観に基づいて書かれているけど、興味の対象とかがわりと私と似通っているような気もします。 作者は絵本を描いている人ですが、ボローニャの国際児童図書展に出展した話なども載っていました。 絵本好きな私としては、一度見てみたいものの一つにこのボローニャの国際児童図書展があります。これは結構有名な?見本市で、毎年素敵な絵本が登場しています。 私がとても大切にしている絵本で、ガブリエル・バンサンの「テディ・ベアのおいしゃさん」というのがあるのですが、これもこの絵本フェアでグラフィック賞をとってたりします。見る本、見る本、このフェアに関係しているものが結構あったので、一度見てみたい…という好奇心なんですが(笑)。 ダヤンのスケッチ旅行シリーズの中で、この本は第3弾です。 他に「モロッコへ行こう」と「英国とアイルランドの田舎へ行こう」があります。どちらもそろえたいとは思っているのですが、あんまり見かけたことがないので(苦笑)。また、東京出張が入ったら、わちふぃーるどの専門店に行って買ってこようかな〜。そしたら、またここでご紹介いたします(笑)。 お持ちの方がいらしたら、是非ご紹介くださいな(笑)。 そんなわけで、かわいいダヤンとイタリア旅行へ行きましょう(笑)。 |