ウェルカム・トゥ・サラエボ 1997年 / イギリス映画 / 原題:Welcome to SARAJEVO /1時間45分 監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:スティーブン・ディレーン, ウディ・ハレルソン 他 この作品は、イギリスのテレビ記者が自らの体験を綴ったノンフィクションを、今もっとも注目されているイギリス映画界の俊英ウィンターボトム監督が映画化した感動のドラマである。 この原作であるノンフィクションには、われわれが対岸の火事を見過ごし、鈍感になっている戦争の現実が綴られており、戦争というものの無意味さにも気づかせてくれる。そして、監督のウィンターボトムは、同じヨーロッパ大陸で起こっている戦争に対する人々の無力感からマイケル・ニコルソンが行き着いた彼の行動と彼のジャーナリストとしての功績にスポットを当て、彼や周囲の人々の感情を細やかにすくいとり織り込んでいる。(パンフレットより抜粋) 上の説明、読んでもよくわからないでしょう(苦笑)。 このお話は、ストーリー自体は、ワタクシ的にはよくわからないんです。結構前に見た映画ってこともあるけど。 ボスニア紛争を舞台とした映画なだけに、とにかく生々しい「戦争の傷痕」が印象的。とても、イタイ映画です。見てるだけで、体がイタイ、心がイタイ…。 これだけ、生々しく描かれていると、とてもサラエボに行きたいとは思わないんだけど(苦笑)。…じゃあ、紹介するなって?(笑) どこでもそうだけど、子供たちは、やっぱり純粋で瞳がキラキラしてたりして。 ま、映画的には、一見の価値のある映画ではないかと思います(笑)。 戦争に無関心ではいられなかった主人公の気持ちを、感じてください。作り物ではない、偽りのない「戦争」の辛さ、無情さ…いろんな想いを感じてください。 ……う〜む。これじゃ、「旅」はあんまり関係ないか…(苦笑)。 |