 中国の鳥人1998年 / 邦画 / 1時間58分 監督：三池崇史 出演：本木雅弘,石橋蓮司,マコ イワマツ 他 商社に勤める平凡なサラリーマンが、入院した同僚に代わって、急遽中国の雲南省へ出張することになった。 そんなサラリーマンと、中国人通訳、そして、その商社に貸しがある組長に命じられて中国での取引を見張りに来たヤクザの3人で中国の奥地 ミャンマーとの国境に位置する少数民族の村へと向かう。そこで、背中に羽根をつけてピョンピョンと飛び跳ねる子供たちに出くわす。子供たちは、「鳥人学校」で”飛ぶこと”ことを学んでいるのだという。そして、主人公は「鳥人伝説」に興味を持って…。 てな話なんですけども。これは、すごいです。中国の秘境っていうか、自然がむちゃくちゃ気持ちいい映画、なのです。 雲南省っていうのは、ホント、すごいところだなぁ〜って絶対思うと思いますよ。その目的の村に行くのに、山道をさんざんトラックで走ったあと、険しい山道を歩き、さらに亀に引かれる筏に乗るのです。このルートを使って、実際行くのは無理でしょう（苦笑）。そして、小高い山のところに村はあるのです。川を上っていくシーンとか、村の子供たちが飛んでいるシーンとか、もうホントにキレイです。 中国は、上海の方にしか行ったことがありません。上海は、非常に都会で、東京とかと変わらない街並みなんですけど、こういう奥地を見てしまうと、中国って大きいな〜とか、中国の醍醐味を体感してしまいます。自然を中心にとっているわけでは無いのかもしれないけど、かなりのこだわりの映像をぜひ一度楽しんでいただきたいですね。 余談なんですけど、パンフレットの最後にＪＴＢの広告が載っていて、この映画の舞台となった「大理・麗江・昆明（石林）」を訪れるコースのツアー宣伝でした。こういう奥地に行くツアーってあんまりないから、結構、GOODな企画かなぁ〜と思いました。パンフに載せてるところがうまい（笑）。ここらへんだと、自由旅行で行くと面倒くさそうだから、ツアーがいいかもね〜（苦笑）。 
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