A MAN OF NO IMPORTANCE
by チリちゃん 1994年 / アイルランド+英 合作 監督：スリ・クリシュナ−マ 出演：アルバート・フィ二ー 他 １９６３年、アイルランドの首都・ダブリンを舞台に、ダブルデッカー（２階建てバス）の車掌の仕事をしている主人公のアルフィー・バーン（アルバート・フィ二ー）がバスの乗客とのふれあいをはじめ、そのバスに乗ってきた女性のアデス・ライスとの出会いや彼のライフワークであるお芝居、そして彼の中に潜んでいた、誰にも打ち明けられない恋心などを丹念に描く。 映画の主人公は、初老（といったらちょっと失礼かもしれませんが（苦笑））の男性ですが、あまり人生思うようにはいかず、全編、その哀愁が漂っていて、それにダブリンの街の風景からその緑色のダブリンバスがのんびりと走る様など、どちらかというと、しっとりと物語が進んでいきます。 ところで、このダブリン市内を走る緑色のダブルデッカーが、主人公の仕事場なので、結構、頻繁に登場して嬉しかったです（笑）。 お隣・英国のロンドンのダブルデッカーは「赤」色ですが、ここアイルランドのダブリンでは本当に「緑」色が似合います（笑）。 僕自身、アイルランドには行った事はありませんが、イメージはなぜか「緑」でした（笑）。 勿論、この映画では、バスからの車窓とともに、アイルランドののどかな風景も堪能できて、まさに「旅気分」でした（笑）。 ホント、今すぐにでもアイルランドに行きたいくらいで、ダブリンでは、そのダブルデッカーに乗ってあっちこっち行こう！、と心に決めました（笑）。 |