旅行のススメ



中馬のおひなさん(愛知・足助) by sachi

足助MAP 西加茂郡足助町では、2月になると町をあげてお雛様の展示会を開きます。この展示っていうのが普通の展示会ではなくって、参加の各店、各家が玄関先や店先なんかにお雛様を飾って見せてくれるという町全体の展示会なのです。

ところで、足助って知ってます?香嵐渓の方がまだ有名でしょうか?でも地元だけかなぁ。愛知県でも有数の紅葉の名所が香嵐渓なんですが(苦笑)。かたくりの群生なんかもきれいで季節には観光客でにぎわいます。で、足助・香嵐渓あたりだとあまり交通の便がよくないので普段なら車で行っちゃうところですが、今回は公共交通機関でアクセスしてみました。
マリリン書店 電車で名鉄 名古屋駅→東岡崎駅まで30分程度乗車します。そこから足助行きの名鉄バスで70分。香嵐渓で下車。最初は住宅街ですが、だんだん山、川と目に優しい地域に入っていきます。ちょっとしたピクニック気分(笑)。他のアプローチでは、名古屋駅から地下鉄 東山線で伏見駅下車。鶴舞線(名鉄豊田線直通運転)に乗り換えて70分西中金駅下車。名鉄バス足助行きで香嵐渓間で15分。どちらの方法もこの時期かなり本数が少ないので、事前の時刻表チェックは必須です。車では猿投グリーンロード力石ICから10km程度です。

で、「中馬のおひなさん」ですが、中馬というのは江戸時代に塩を運んだ中馬街道のことでここらへんは宿場町として栄えたそうです。今でも土蔵なんかがあったりして、古い町並みが残ってたりします。左の写真はちょっとわかりにくいですが、マンリン書店という本屋さんです。ここは土蔵を改造して作ったお店で、なかなか風情があります。そういえば、バスの中で家紋付の土蔵なんかも見かけました。白壁と黒い壁が印象的です。

さて、足助の町についたらまずは役場や公民館なんかに行ってみましょう。「中馬のおひなさんマップ」というのが置いてあるはずです。おひなさんに参加しているお店やお宅が付番されて並んでいます。これを見ながらどう進んだらいいかを決めましょう。参加は100軒以上あり、町中が大きな展示会。かなり見ごたえありです。小さな店先なんかでお店のおばさんやおじさんと一言二言お話なんかしたりして、そういう地元の人たちとのふれあいなんかもいい経験かな。普段近所の人たちと四方山話をするなんて生活を送っていないので、こんな田舎の暮らしも楽しいかな〜なんて思ったり(笑)。結構楽しめると思いますよ。雛人形は古いものから新しいものまで。いろいろありますね。

プチお雛様コレクション!(笑)
なかなか豪華できれいでしょ?
区役所に複数飾られていた かなり豪華なつくり! 能舞台みたいなものがあった

珍しい竹雛 これも舞台付き? 土雛だったかな?


足助町観光協会

-2005.03.15-


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