旅行のススメ



山形のさくらんぼ狩り! by Rainbow7さん

 一番搾りのCMで、「今年も来るかな〜、ざる豆腐」って美穂ちゃんが言うシーンがありますよね。たぶん、「この時期名物、お楽しみの味覚」っていう事だと思いますが、私にもそう言うのが1つあります。
 それが、「山形のさくらんぼ狩り」なのです。(笑)

 毎年6月下旬の土日に出かけて、土曜日は別の所に行って(以前に美穂ちゃんのコンサートにも行ったことあり)、日曜日はさくらんぼ狩りというパターンです。今年は以前からさくらんぼ以外に食べたいもの、それは・・・

 ・盛岡の冷麺
 ・仙台駅の牛タン弁当
 ・山形、村山市のそば街道のそば

 と言った具合で、私にしては珍しくグルメツアーになりました。

 23日の夜行(いきなり出発が20分遅れのハプニング)で出発し、24日の朝6時半頃に新潟県の桑川駅に着きました。

 簡単な地図ですが、見ての通り羽越本線は日本海側を走る路線で、目の前に海が見えます。その海は、晴れていればとっても青く、透明感があります。
 さらに季節(夏は青い海にカラフルなテント、冬はいわゆる皆さんがイメージする”日本海”)や1日のうちの時間(朝は穏やかな景色、夕方は海に沈む夕日が見られる)によってもがらっと景色が変わり、見ていて楽しい車窓です。  今回はここを歩いて、列車からの視点でなく、さらに風景や潮風を直接肌で感じ取ってみようという事で、2つ先の越後寒川駅(約9.5km)を歩いてみることにしました。

 スタートの桑川駅を出て、すぐに「岩ガキ」の文字が目に付きました。普通、カキは養殖物が多いけど、海辺を見ても養殖用の設備が見当たらず、さらにこの辺は岩場が多いから、これはもしや天然物か・・・?  天然物だったら、さぞかし美味しいんだろうな〜、カキ好きの美穂ちゃんだったらどうかな〜って思ってしまいました。

 この辺の海岸は、「瀬波笹川流れ粟島県立自然公園」に指定されていて、奇岩、むき出しの岩肌が海辺にまで迫っています。写真を見ても、その様子が分かるでしょう。
 この日はあいにくの曇り空で青い海は見られなかったけど、それにも関わらず透明感があるのが分かるでしょうか?(ちょっと見にくいかな・・・)


 この海岸沿いは民宿や民家が集落みたいな感じで点在していて、とっても素朴な風景です。リゾートの風景はそれで良いけど、こんな所でゆっくりするのもいいかもしれませんね。(ちなみにこの辺は民宿発祥の地らしいです)

 さて、美穂ちゃんの曲は旅のツールで欠かせない物となっています。こんな風景だったらどんな曲が似合うかな〜って思い、晴れていたらアルバム”Jeweluna”でも聞こうかなと思ったけど、あいにくの曇り空だったので、アルバム”All For You”にしました。

 途中で雨が降り出して、梅雨時だからこんな事もあろうと思って雨合羽を用意しそれを着て、今度は雨と海という事で”Ocean In The Rain”を聞きました。

   ♪銀の雨が降る〜 シャワーのように強く〜 きらめく海を思い出ごと 閉じ込めていくつもりね・・・♪

 この時はシャワーのように強い雨じゃなかったけど、まあ曲の雰囲気に近い風景かな〜って思い、聞き入りながら歩きました。
 そして雨と言ったら忘れちゃいけないのが”こんな日の雨なら大好き”ですよね。それを聞こうと思い、近くの電話ボックスに入ってMDを取り替えて、さ〜、聞くぞ〜って表に出たら雨が止んでしまいました・・・(泣)
 雨が降ってないのに聞いてもしょうがないから、結局この時は聞きませんでした。

 普段は通勤とかで「雨が降ったら面倒で嫌だな〜」って思うんだけど、今日の、こう言ったシチュエーションでは、本当に「こんな日の雨なら大好き」って思ってしまえるの不思議でした。

 9時ちょっと過ぎにゴールの越後寒川駅に着きました。次の列車まで1時間以上もあり、昨夜はほとんど寝てなかったのでホームの待合室のベンチで寝てました。
 いったん村上駅に戻り、ここから秋田行きの特急に乗りました。村上から秋田まで3時間弱だけど、この間ほとんど美穂ちゃんの曲を聞きながら景色を見てました。15分くらいで今朝歩いた所に差し掛かったのですが、改めて列車から見る景色(横から見る)と歩いてみる景色(前を見る)は、同じ場所でもこうも違うんだな〜ってつくづく思いました。
 今度は忘れずに、「こんな日の雨なら大好き」を聞きました。もちろん、雨が降っている時にです。

 車窓から、どう考えても???っていう看板が見えました。
 ”キッコーマン”という醤油メーカーがありますよね。6角形の中に”萬”の字のマークですが、それのパロディー(?)で”キッコーメン”というのがあったのです。おまけにこちらは6角形の中に”面”の字。
 ここまで堂々とやっていいの〜?って感じで、思わず苦笑・・・

 秋田に到着し、ここから盛岡に向かいました。盛岡まで1時間半くらいですが、ここでも車窓を見ながら、ず〜っと美穂ちゃんの曲を聞いてました。

 盛岡に着き、目指すは盛岡名物”冷麺”です。どの店に行こうかな〜って考えていたら、駅構内に”冷麺 ぴょんぴょん舎”の看板を目にしました。ちょうどBBSにもハンドルネームが”ぴょんぴょん”って言う子もいるし、話のネタになりそうだからそこに決めました。(^_^)
 盛岡冷麺はゴムみたいな歯ごたえの麺にキムチなどの具が入っていて、ゴムみたいな歯ごたえであるがゆえに最初日本に入ってきたときはなかなか受け入れられず、冷麺作りを諦める中で盛岡だけはこの歯ごたえを続けてきて、10年くらいかかってやっと世間に受け入れられて、以来盛岡名物になったようです。

 ぴょんぴょん舎は冷麺半額セールもあったせいか、とても混んでました。待ってる間、ハンドルネーム”ぴょんぴょん”の理由を勝手に考え(後で本人に聞いたら外れでした・・・)たりして、30分くらい経ってやっと来て、早速食べてみました。キムチの辛さが気持ち良い(変な表現・・・)くらいで、麺も歯ごたえがあって、とても美味しかったです。
 でも、店を出る時は口の中が”火事”になりそうでした・・・(^_^;)

 この日は仙台まで移動し、ここで泊まる事にしました。宿泊先でインターネットのできる公衆電話があって、ここからチャットやろうかな〜って思ったけど、眠いから寝てしまいました。

★    ★    ★


 次の朝はさくらんぼ狩りの農園がある、山形県村山市に向かいました。
 この日の朝食は、仙台の名物駅弁”あったかーい炭焼牛たん弁当”を買いました。以前は牛タンは牛の舌だから、舌なんて食べるの〜?って感じで気味悪くて食べられなかったけど、今は好物になりました。もちろん、”あの方”の影響です!(笑)

 中身は麦飯に炭焼き牛タンを飾りのにんじんという、今まで食べた駅弁の中で1番シンプルだと思いますが、この駅弁のすごい所は箱の横にあるひもを引くと、底にある生石灰と水が化学反応を起こして発熱し、温かい弁当が食べられるというからくりがあるところです。
 どんな感じなのかな〜って興味津々でひもを引くと、数十秒で熱くなりました。うかつに触ると火傷しそうなくらいでした。7〜8分温めて、いざ食べてみると、本当に温かくなっていて、味もいいし、また食べてみたくなる駅弁でした。(^_^)

 頭の中で、「タン塩、タン塩」って言う美穂ちゃんと、CMで美味しそうに食べる美穂ちゃんの顔をつい思い浮かべてしまいました。

 村山駅には11時頃に着きました。去年の12月に山形新幹線が山形から新庄まで伸びて、それに伴って駅舎も新しくなり、新しくなって初めて来ました。駅舎は以前のイメージが全くなく、待合室(でもガラガラ)などもありました。駅の西口もあるのですが、家はおろか店の1軒もなく、あるのは駐車場だけという、変な感じでした。  面白いのが駅1階にあったフリースペースみたいなのでした。この日はどこかのバンドがここで練習していて、面白い駅の利用法だな〜って思いました。

 お昼は村山名物”そば街道のそば”です。駅から5kmくらい行った、最上川沿いにそば街道というのがあって、そこには13軒の個性的なお店が点在して、店ごとに味が違っていて、はずれがなくてどの店に行ってもその店のおいしいそばが食べられる・・・との事です。

 入った店では”板そば”というのを注文しました。メニューには写真がないから、どんなのが出てくるかちょっと不安でしたが、出てきたのを見てびっくり・・・
 縦20cm、横40cm、深さ数cmくらいの”箱”にそばがぺら〜っと盛っていていたのでした。会社のお昼に食べるそば(縦横20cmくらいの大きさ)をイメージしていたせいか、「おいおい、いくらそばが薄く盛っていても、こんなに箱がでかいの〜?」というのが第1印象でした。
 やっぱり「そば街道、はずれなし」を歌い文句にしてあるだけのことはありました。久しぶりにそばらしいそばを食べました。量はだいぶあったけど、あっという間に平らげてしまいました。しかも値段も780円で、「いつも会社で食べる大盛りそばは650円、130円の違いでこんな歯ごたえのあるそばが食べられるなんて、感激〜!」と思いました。

   さて、ここからはメインのさくらんぼ狩りです。ここから歩いて10分くらいの所に毎年行くさくらんぼ農園があります。歩いている途中に別の農園もあって、さくらんぼの実が手に届く所にあるんだけど、食べたい衝動をぐっと抑えて、目的地の農園に着きました。
 受付に行くと、「あ〜、今年もまた来ましたね〜」って言われました。そうです、この農園は今年が6回目で、毎年1人で来てさくらんぼを目いっぱい食べて、目いっぱい持ち帰るから農園の方もしっかりと顔を覚えてくれていたようでした。(^_^)

 この農園は入園料が1200円で、もちろん園内のさくらんぼは食べ放題!(^O^)
 そういう訳で、今年も目いっぱい食べるぞ〜って思ったんだけど、お昼に食べたそばが量がありすぎるという”大誤算”があって、今年は100個程度(それでも傍から見れば多いよね)に終わってしまいました・・・(^_^;)
 それでも、大粒の赤いさくらんぼを採っては食べて、1年に1回の楽しみを存分に味わい、楽しんで来ました。


 さくらんぼの実は太陽の陽を浴びると赤くなるみたいで、そのような実は木の上の方に集中していることが多いので、脚立に上がって採りました。食べるのもさる事ながら、採るのも結構楽しくて(遊びでやっているからこう言う事が言える・・・仕事でやってたら、採っても採ってもきりがないだろうな〜・・・)、お裾分けしてもらった時の嬉しい顔を思い浮かべながら採りました。

 農園の方が言うには、今年は天候のせいもあってか、”双子のさくらんぼ”がやたらとできていると言ってました。”双子のさくらんぼ”とは、実が完全に2つくっついているさくらんぼで、店頭には並ばないから皆さんはおそらく見た事はないと思います。そんな中、世にも奇妙な”三つ子のさくらんぼ”という、大変珍しいのがありました。(ちょっとぼやけた写真ですが・・・)

 結局今年は5kg半くらい採って来ました。家に帰っていろんな所にお裾分けしたからあっと言う間になくなっちゃいましたが、もらった人はみんな大喜びしていたとの事でした。
 お店に並んでいるのより見た目も新鮮で、味も断然美味しいというのが返って来た言葉で、さすが「山形のさくらんぼ、今年も健在!」ってところでしょうか。(^O^)


〜The End〜



OVER THE MOON 2