旅行のススメ



壱岐への旅! by Okkyさん

 旅の楽しみとは何でしょう?
最近の10年程を振り返ると、友達同士で行った温泉旅行や年に1度の社内旅行もありました。毎年何度かの山登りにも行っています。
でも一番多いのは、やっぱりコンサートがらみでの旅行です。元々一人旅も好きだったのですが、美穂ちゃんのコンサートツアーに参加するようになって親しい仲間と数名で全国を旅することが毎年の恒例行事になっていました。最近はまた一人旅がほとんどになってしまいましたけど。(^^;
旅の楽しみはそのメインのことだけでなく、旅先で会う親しい仲間達や見知らぬ人達とのふれあい、その土地の美味しい食べ物やお酒を味わうこと、そして知らない土地を歩くことかな?

 今年もコンサートがらみの旅行に何度か行きましたが、一番多かったのは倉木麻衣のコンサートでした。麻衣ちゃんのコンサートは1月に初日の金沢と二日目の新潟を見てその初々しさがとても気に入りました。歌自体も弱々しさを多少は感じますが、その未完成なところが却っていいのです。2月の武道館2日間と最終日の横浜アリーナに行くことは決めてあったのですが、その前に九州に行くことにしました。九州には何人もの親しい仲間がいるので、そのことを伝えると集まって飲み会をしようと言ってくれました。飲み会は楽しかったですけど、その報告は省きますね。(^^)

   九州は北海道程では無いけど毎年のように行っています。
やはり福岡が一番多いのですが、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島とそれぞれ2回以上は行っていますね。コンサートの場所では無いけれど久留米と柳川にも・・・(^^)
山は、久住山、阿蘇山、霧島の韓国岳、開聞岳を登りました。お馴染みの街に行くのも懐かしくて楽しいのですが、まだ1度も行ったことの無い場所も楽しみですね。(^^)
今回は久留米の○○。○くんが案内してくれるとのことで、「吉野ヶ里」と「秋月」を希望したのですが・・・? 結局は「秋月」は「吉野ヶ里」とは方向的に反対になるので、「吉野ヶ里」の遺跡を散策した後は、唐津線の「厳木駅」に行って美穂ちゃんの映画「東京日和」に触れて来ました。 
お昼は久留米ラーメンでしたね。(^^)

 コンサートの当日は夕方までをどのように過ごすかが問題!
映画を見たりパチンコをしたり、街をブラブラして過ごすことが多いのですが、この日は「壱岐」に渡ることにしました。朝の船で行って夕方までには戻る計画です。「壱岐」のイメージは・・・ それまでは全く無かったです。(^^;「対馬」は韓国との間の島としてのイメージを持っていましたが。本を見ると、壱岐は「焼酎」と「うに」が名物のようです。(^^)玄海灘の荒波の中で育った魚の刺身も美味そうです。

 旅先での朝はいつも早起きです。(^^)
前夜は楽しく飲んで寝るのも早かったので、7時の目覚ましが鳴る前に目が覚めてしまいました。ホテルは朝食付きでは無かったので、近くのコンビニで牛乳とカレーパンを買って来て簡単に朝食を済ませました。お昼に美味しい物を食べる予定なのでね。
ホテルのすぐ近くのバス停から博多埠頭行きのバスに乗り15分程で埠頭に到着です。8:00発の壱岐・郷ノ浦行きのジェットフォイルはとても空いていて、前方の窓側の席に座りました。余談ですが、飛行機に乗る時もいつも前方窓側を希望します。
芦辺港に停泊中のジェットフォイルの船 ジェットフォイルの船は揺れもあまり無く早いです。
フェリーだと2時間半かかるのを1時間10分で到着しました。
海から福岡の街を眺めるのは海ノ中道に船で行った時以来のことでしたが、なかなか良い眺めです。(^^)

 郷ノ浦は壱岐の南西に面し、対馬との中継地の港です。島の東側には芦辺港があって、ここからもも同じように対馬と福岡に船が出ています。その他、印通寺港から佐賀県の呼子にもフェリーが出ています。船を下りると大勢の出迎えの人がいて、そのほとんどが車で来ていました。
出迎えの無いのは僕だけだったかな?(^^;
観光案内所で地図を手に入れて・・・さあどうしよう?
帰りは芦辺から15:00発の船に乗ることが決まっているので、それまで島を探検することにしました。あちこちてくてく歩いて芦辺に着いたらお昼を食べることにして歩き始めました。

郷ノ浦大橋  島は坂道が多いですね。(^^;
港の上をまたぐようにかかっている「郷ノ浦大橋」の下をくぐって出発です。郷ノ浦から芦辺に行くの道は県道の郷ノ浦芦辺線を選びました。印通寺港や壱岐空港へ続く国道もありますが、そこを通ると遠回りになりますので。2,30分歩いた後のその国道との分岐点にある道路標識を見て驚きました。!?そこには「芦辺まで18km」と書いてあったのです。(^^;島の大きさを全然把握してなくて、10km位とばかり自分勝手に思っていたのでした。(^^;
こりゃぁ到底全部歩くのは無理だと思って、少し先のバス停の時刻表を見たら次ぎのバスが来るのは1時間以上も先でした。国道の方は割とバスの本数が多いのですが、県道の方は何時間に1本しか無いのです。
てなわけでそこから1時間半程また歩くことになりました。(^^;

船橋のバス停近くで見つけた犬  歩いていても島であるにも関わらず全く海が見えません。見えるのは小高い山と畑と荒地と所々にある民家だけでした。それでもてくてくと黙々と歩き続けました。(^^;天気は曇りでしたが荷物も軽く快調でした。バス停に着く度にどうしようかと思いましたが、時間を確認してまた歩き続けました。そして「船橋」のバス停を見たとたん、ココダ!と思ったのです。丁度15後にバスが来る時間なので、そこで待つことにしました。バス停の周りには普通の民家が何軒かあるだけでしたが、そこには自動販売機もありました。喉が渇いていたので飲みたいとは思いましたが、でも飲まずに我慢です。(^^;後で美味しいビールが待っていますからね。(^^)
バス停のすぐ後ろの家の前に犬がチョコンと座っていたので、持っていたデジカメで撮りました。旅の途中で猫や犬を見つけるとカメラを向けるようなったのはsachiさんの影響のようです。(^^)

 まもなくバスに乗り芦辺へ。しばらくして海が見えて来ると、やっぱり島にいる感覚がして来ました。芦辺がそのバスの終点のようですが、少しだけ停車した後でまた出発してフェリー乗り場経由とのことでそのまま乗車していました。多分、そのバスは壱岐の島を一周しているようです。2時間程歩いたのですが、距離的に半分まで行かなかったのかも知れませんね。(^^;

 フェリー乗り場にも売店や食堂があったのですが、美味しいウニを食べようと近くに何軒かある店に行きました。店前の看板にはどこも「ウニ」の文字が・・・(^^;取れたての新鮮な海の幸の料理を出しているようです。でも入った店でこう言われました。
「今は禁漁の期間だからウニは無い!」とのことです。(^^;
その店は簡単な定食しか出来ないとのことでしたので、結局はフェリー乗り場の食堂に戻って、刺身の盛り合わせで一杯飲むことにしました。
先ずは生ビールを・・・ 渇いた喉には特に美味しいです。(^^)この為に汗をかきかき歩いたとも言ってもいいくらいですよ。生ビールの後は「そば焼酎」のお湯割りを飲みました。僕は普通は焼酎を自分から頼むことはありませんが、壱岐はそば焼酎の発祥の地でもあるとのことを聞いて飲まない分けにはいられないですね。(^^;

 刺身の盛り合わせはイカとハマチが特に美味しかったです。イカは呼子で食べる物と同じなのかな?ハマチはやっぱり玄海灘の荒波で育った物と思われる歯ごたえがしました。ハマチ(ブリ)は刺身の中でも特に好きですが、今までで一番に美味しいと思ったのが「明石」で食べた物ですが、壱岐のも美味しかったですね。(^^)
焼酎のことは全く知らなかったのですが、壱岐に行こうと思い観光案内を読んで知りました。焼酎はあまり飲みませんが、その中では「そば焼酎」が香りもあまり強くなくて好きですね。飲み方はお湯か水に割ってですが、お湯割りに梅干を入れて飲むこともします。よくウーロン茶で割って飲んでいる人がいますが、あれって全然焼酎の味がしなくなるので、僕はウーロン茶だけを飲んでいるような気がして少しも酔わないのです。(^^;
船から見た福岡ドーム付近 売店には数十種類の焼酎が並んでいて自分用とお土産用に買いましたが、持って帰るのには重過ぎて郵送することにしました。(^^;

 壱岐にはまたいつか来たいと思います。
温泉も何箇所かあるようなので、一泊してゆっくりもしたいです。
絶対「ウニ」のシーズンにです。(^^)
帰りの船から眺めた福岡ドームの写真を1枚パチリ!!




〜The End〜


OVER THE MOON 2