朝の風景の巻
最近、にゃ〜の朝は早い。
朝の6時にはお腹がすいて、私を起こす。
ここのところ、私を起こすコツを覚えたらしい。
まずは眠っている無防備な私の足首に噛み付く。
足首に噛み付くと、必ず目を覚ますということに気づいたらしい。
う〜む(苦笑)。
最近は、私も結構敏感で、にゃ〜がお尻をフリフリしているだけで目が覚める。
そして、噛み付かれて、ギャッ(笑)。
フリフリに気づいているなら、逃げればいいんだけど、そこは頭が寝てるから(苦笑)。
で、噛まれてもそのまま眠り続けようとすると、入り口のふすまに向かって両手をあげて立ち上がる。それを目の端に捕らえると、私は必ず飛びおき、「何やってんの」とにゃ〜を抱きかかえる。
…そう、結局、そうやって起き上がってくるのを待っているのだ。
もちろん、タイミングがずれると、ふすまには無残にも縦線がたくさん走る(苦笑)。
ところで、足首に噛み付くのは私にだけらしい(苦笑)が、ふすまで脅す方法はいろんなところでやっているらしい。弟の部屋、両親の寝室…。いろいろと見つけたが、なぜか私の部屋ほどボロボロにされたところは無かった(苦笑)。
ちょっと〜、私の扱いが一番悪いんじゃないの〜?(苦笑)
居間のふすまにひどく爪痕が残っていたのは、この前にゃ〜にご飯を与えた後、隣の応接間のソファーで私が眠りこけたからだ。最初にもらっただけでは足りなくて、もっとほしいよ〜と起こしに来たのに、私が起きなかったらしい(苦笑)。
で、にゃ〜を抱きかかえておろすと、にゃ〜は廊下の端にちょこんと座り込む。私はもう一度布団に入って寝ようとするが、こちらをジィ〜っと見つめて、何かを訴えかけてくる…。
仕方が無いので、だいたい根負けして、私はにゃ〜のところへ行ってあげる。
どうせ、何か食べたいんでしょ?
そういって階段を降りようとすると、にゃ〜は足にじゃれてくる。鼻を私の足にこすり付け、かわいい声でにゃ〜?と鳴く。
ほら、行くよ。
声をかけて、階段を降りていこうとすると、かわいいお尻を振りながら、イソイソと率先して降りていく。
降りきったところで、一旦止まって振り返る顔がまたかわいい。そして、一目散に台所へ行って、空っぽのお皿を前に、
ニャーニャーニャーニャーニャーニャー
と鳴くのである。かわいい声で。
やっぱりね〜、あげたくなっちゃうのだ。例え、朝早くても(苦笑)。
そんなこんなで、朝は5時〜6時にたたき起こされ、私は2度寝を強いられている今日この頃(笑)。
(注)これは9月くらいまでのことです、念のため。
2000.10.28 up