エサをやるの巻  

その翌日。
残業して自宅に帰ると、仔猫はまだいるようである。
1日経っているのに、まだいるってこともあったけど、あんまり弱ってい たので、母が溜まらず、エサをあげたらしい。
仔猫は、隣の応接間のテラスにある室外機の影にいるらしい。
のぞくと、奥に隠れてしまう。
ま、それが当たり前だよね。

そのうち仔猫は、のぞいても逃げないようになる。
少しこちらに寄ってこようとするそぶりを見せるが、思いとどまるのか、 決して近寄っては来ない。

そんなこんなで、仔猫は家に居着くようになった。


1999.07 up
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