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10月10日(日)
【スケジュール】
1.マドリッド市内観光!
2.憧れの古都トレド
3.夜はフラメンコ!
マドリッド市内観光!
まずマドリッド観光。プラド美術館へ。現地ガイドの渡辺さんがまずはロビーで説明してくれる。この日は日曜日だったため、美術館内での説明は禁止。というわけで、中での説明は一切なし。しかも、増築工事のため、展示場所がいつもと異なるそうで、多分あそこらへんとかこっちにあったとか(笑)。最初に館内案内のしおりにメインの絵がどこにあるかを教えてもらって書き込んでから中を散策した。プラド美術館は宗教画が多かった。あとはエル・グレコとか、ベラスケスとか、ゴヤとか。知った名前もたくさんあった。ところで、この美術館に来たら絶対見たい絵があった。それは「裸のマハ」。以前「裸のマハ」という映画を見てから多少思い入れがあったからなのだけど、2枚の絵を間近で見たら、やっぱり結構ドキドキした。写真はフラッシュさえたかなければOK。早速、2枚の絵をデジカメに収める。するとピカッというフラッシュが。
もう誰だよ!フラッシュをたくと絵が傷むのに!
と思ったらYちゃんだった。フラッシュなしに設定した後で一度電源を落として再度撮ったときにフラッシュなしの設定になっていなかったらしい。まわりからのブーイングでかなり焦っていた(苦笑)。
すると少し経ってから係員の女性が二人とんできて「フラッシュはダメだ」「3回やったら電話をする」(推測)とかなんとかスペイン語で怒っていた。かなりしつこく怒っていたのでYちゃんがカメラをしまったら、またしても何やらスペイン語でしゃべくりまくる。しかもしつこい。わかったっちゅうに。ちょいとうんざり。そしたら、日本人のおじさんが寄ってきて「フラッシュはダメだけど、カメラはOK」と教えてくれた(っちゅうか知ってたんだけど)。とりあえず、係員の女性がいなくなってくれたのでおじさんにはそんなにお礼も言わずに離れてしまったけど、後で同じツアーの人だったと気づいた(苦笑)。ちゃんとお礼しておけばよかったよね。
1階のカフェ近くで電話を見つけた。ちょうどご主人に電話したかったYちゃんは一目散に電話へ向かって歩いていた。隣りを永安さんが通ってYちゃんに手を振っていたのに全然気づかず。後で「電話があったので教えてあげようと思ったけど大丈夫だったよね」と言われた。大丈夫です、電話に向かって一目散でしたから(爆)。
マドリッドの中をバスから観光。マドリッドの街は治安が悪いらしく、フリータイムがあるツアーではフリーのときはカバンを持たずに行くようにアドバイスしているとか。日本人のパスポートは特に高く売れるらしいので気をつけよとのこと。結構ドキドキだったけど、このツアーは一日目のマドリッドを乗り越えれば後は最後のバルセロナをちょっと気をつければいいのでよいコースだと言っていた。その後、スペイン広場へ。ドン・キホーテとサンチョ・パンサの像がたっていた。セバスチャン作の「ドン・キホーテ」はやはりスペインの代表作なのだな!と実感。そういえば同じ銅像が志摩スペイン村の入り口にもある(笑)。中央郵便局等素晴らしい建物を堪能、王宮などで写真を撮らせてもらった。
昼食は野菜スープ、シーフードパエリアとサングリア。食事は4人席だったので、東京の同年代くらいのご夫婦と一緒の席になった。この二人がまた美男美女でねぇ(笑)。同じツアーとはいえなかなか他のグループの方とお話する機会はないので、なんだか楽しかった。これでも結構普段は人見知りなのだけど、こういうときは結構話ができたりする。なんだか不思議。
野菜スープがとても美味しくて多かったわりに完食してしまったせいで、楽しみにしていたパエリアはあんまり食べられなかった。残念。元々お酒は弱いのだけどサングリアを軽快に飲んで結構いい気分(笑)。バスへ向かうとき一番最後尾につけていて、しかも結構陽気。なんだかすっかり酔っ払いだった(苦笑)。永安さんにも「ちょっと寒くなってきましたね、でもお二人は暑いでしょ」と言われた(苦笑)。Yちゃんと二人して真っ赤な顔をしていたので(爆)。
憧れの古都トレド
さてさて、午後はトレドである。実は今回の旅行、テレビでトレドの様子を見てスペインに決めたのだ。ほとんどメインである。なんちゅうか実に味のある街で。城壁やカテドラル、全体的な色彩がセピア色なイメージ。遠い昔の騎士なんかが登場しそうな勢いだ。街のまわりに川が流れていて、確かに攻めにくそうな造り。一種の城塞都市のようだ。カテドラルを見学した後、エル・グレコの最高傑作「オルガス伯の埋葬」が展示されているサント・トメ教会へ。ここがまた混んでいた!日曜だったせいか、ツアーも多く、結構いっぱいだった。その後、サン・マルティン橋を渡ってバスへ。そして象嵌細工の店へ行った。
夜はフラメンコ!
この日の夕食はマドリッドまで戻ってタパスをいただいた。タパスとはスペインの小皿料理のことなのだけど、イカリングとかスペイン風オムレツとかわりと家庭料理風だった。
それにしてもスペインのイカはなんて柔らかいんだろう!とみんなでびっくり。夕食は母娘で来ていた二人連れと同席した。お嬢さんはわりと若いかな?と思ってお母さんに話を聞いたら、会社のリフレッシュ休暇で来ているという。かくいう私も会社のリフレッシュ休暇で来ていたのだけど、5年下か?と思ったらほぼ同じ年だった。なんだ、同世代なんぢゃんとちょっと安心(←なんのこっちゃ(笑))。
夕食の後は「情熱と哀愁に満ちた本場のフラメンコショウでエキゾチックなひとときをお過ごしください」てなわけで、タバルナでフラメンコショーを。何曲か動画を撮らせていただいたのだけどさすがに残念ながら公開デキマセン(苦笑)。生のフラメンコは結構迫力で素敵だった。日本のスペイン料理屋で見たフラメンコショウよりもずっと歌にダンスに迫力を感じたし、舞台で見たフラメンコよりも身近でちょい興奮した。席があまりよくなかったことだけが残念。しかし、よいものを見せていただけたな〜と夜遅くなったけど楽しかった。
Spain '04 -OVER THE MOON2-
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